地獄谷野猿公苑へ温泉ザル（SNOW MONKEY）に会いに行こう！

長野県（ながのけん）の北東側（ほくとうがわ）、山ノ内町（やまのうちまち）にある地獄谷野猿公苑（じごくだにやえんこうえん）は、ニホンザルが温泉（おんせん）に入（はい）る姿（すがた）が見（み）られることから「スノーモンキーパーク（Snow Monkey Park）」とも呼（よ）ばれています。
もともと、野生（やせい）のサルを間近（まぢか）で見（み）ることができる場所（ばしょ）として、人気（にんき）があるスポットですが、冬（ふゆ）はこの温泉（おんせん）ザル（Snow Monkey）たちの姿（すがた）を見（み）ようと、世界中（せかいじゅう）から多（おお）くの人（ひと）が訪（おとず）れます。
豪雪地帯（ごうせつちたい）としても知（し）られる長野（ながの）の冬（ふゆ）の名所（めいしょ）を紹介（しょうかい）します。

地獄谷野猿公苑とは？

地獄谷野猿公苑は、長野の地獄谷温泉にある野性（やせい）のニホンザルを観察（かんさつ）出来（でき）る野猿公園（やえんこうえん）です。
長野県（ながのけん）北部（ほくぶ）の谷間（たにま）に位置（いち）しています。標高（ひょうこう）850メートルのこの地域（ちいき）は、1年（いちねん）の約（やく）3分の1（さんぶんのいち）が雪（ゆき）に覆（おお）われる豪雪地帯（ごうせつちたい）です。急（きゅう）な斜面（けいしゃ）や崖（がけ）、温泉（おんせん）の湯気（ゆげ）などで地獄（じごく）のような様相（ようそう）を呈（てい）しているため、「地獄谷（じごくだに）」と呼（よ）ばれています。

温泉で猿を見られることが最大のポイント

このスノーモンキーパークの見（み）どころは、なんといっても温泉（おんせん）に入（はい）っている野生（やせい）のサルたちが見（み）られること。
サルたちは、厳（きび）しい冬（ふゆ）を乗（の）り切（き）るための手段（しゅだん）として、冬季（とうき）限定（げんてい）で温泉（おんせん）に入（はい）ります。暖（あたた）かい季節（きせつ）に温泉にはほとんど入（はい）らないので、温泉ザルは冬しか見（み）ることができません。ちなみに、この温泉は公共（こうきょう）の温泉ではないため、お猿（さる）さんと一緒（いっしょ）に温泉に入（はい）ることはできません。

ちなみに、園内（えんない）のサルは野生（やせい）のため、開園（かいえん）していても必（かなら）ず園内（えんない）にいるとは限（かぎ）りません。

季節ごとの地獄谷野猿公苑の営業時間など

地獄谷野猿公苑の営業時間（えいぎょうじかん）は、季節（きせつ）により異（こと）なります。
主（おも）に、夏季（かき ※4月～10月）の営業時間は8:30~17:00、冬季（とうき ※11月～3月）は9:00~16:00で、年中無休（ねんじゅうむきゅう）ですが、天候（てんこう）やサルの行動（こうどう）などによって異（こと）なる場合（ばあい）があります。

また、冬（ふゆ）は16:00までとなっていますが、16時近くになると辺（あた）りはもう真っ暗（まっくら）です。公苑（こうえん）から駐車場（ちゅうしゃじょう）までの遊歩道（ゆうほどう）沿（ぞ）いには街灯（がいとう）もないため、危険（きけん）が伴（ともな）います。もし、閉苑（へいえん）時間（じかん）近（ちか）くに入苑したい場合（ばあい）にはペンライトや懐中電灯（かいちゅうでんとう）を持参（じさん）しましょう。

地獄谷野猿公苑（じごくだにやえんこうえん）へのアクセス

Spot Information

• 地獄谷野猿公苑（じごくだにやえんこうえん）
• 住所：長野県下高井郡山ノ内町6845
• 交通：湯田中駅からバスで約15分、上林温泉バス停下車、徒歩約35分
• Wi-Fi：利用不可
• 言語：日本語のみ
• チケット：エントランスにて
• クレジットカード：使用不可
• ※園内での自撮り棒を作った撮影は禁止されています。